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【2023年最新版】採用管理システムとは? おすすめの採用管理システム7選
採用管理システムとは、求人から採用まで、企業における採用業務に必要な情報を一元管理できるシステムのことです。 企業の採用活動を効率化し、採用担当者の負担を軽減するソリューションとして、採用管理システムへの注目は年々高まっています。 その一方で、人事部門の現場においては、「採用管理システムを導入したいけれど、何を選べばいいのかわからない…」「自社に合った採用管理システムがわからない…」といった悩みを抱える採用担当者の方も少なくありません。 そこで今回は、採用管理システムを導入するメリットを解説した上で、おすすめの採用管理システム7選を紹介します。採用管理システムを選ぶ際、ぜひ参考にしてください。
1採用管理システムとは
採用管理システムとは、求人から採用まで、企業における採用業務に必要な情報を一元管理できるシステムのことを指します。採用支援システムという呼ばれるケースもありますが、これらは一般的にほぼ同義として用いられています。
また、英語ではApplicant Tracking System(直訳すると、応募者追跡システム)という名称で表されることから、その頭文字をとってATSと呼ばれることもあります。
採用管理システムの主な特徴は、冒頭で触れた通り、採用に必要な求人情報、応募者の個人情報、応募者の選考状況などのデータを一元管理する機能を備えていることです。さらに、それらのデータに基づき、応募者とのコミュニケーションなどもシステム上で行うことが可能です。
2採用管理システムでできること
採用管理システムを導入し、搭載された機能を活用することで、求人管理や選考管理、内定者管理、応募者への通知や内定者フォローが行えます。
求人管理
採用管理システムには、求人情報や、これに対する応募者情報を管理できる機能が備わっています。
・求人情報:求人広告を出稿した媒体名や募集要項、求める人物像、必要なスキルや資格、募集期限などの求人情報をまとめて管理します。
・応募者情報:応募者の氏名や年齢、性別、エントリーシート、履歴書、経歴書、自己PR書、連絡先などの応募者情報をまとめて管理します。採用管理システムによっては、応募者の選考ステータスや進捗状況の確認、メールの自動送信連携機能なども付いています。
選考管理
採用管理システムでは、求人に対する応募の受付から選考内容、選考結果の連絡までの一連の選考業務にまつわる情報を管理することも可能です。
選考スケジュールや選考担当者もあわせて管理できます。
内定者管理
内定辞退を招かないためにも、内定者とのコミュニケーションを密に取り、内定者に安心して入社手続きを行ってもらうことが大切です。
採用管理システムには、内定者とのコミュニケーションやフォロー、入社手続きなどを行う機能も搭載されています。応募者情報や選考管理機能などと連携すれば、自動で通知を送るなどの対応も可能です。
3採用管理システムのメリット
企業が採用管理システムを導入するメリットとしては、主に次の3つがあります。
採用活動を効率化できる
採用管理システムは、入力された応募者のデータを基に、応募者への連絡や、求人媒体とのコミュニケーション、社内の情報共有など、企業の採用活動にまつわるさまざまな業務を自動化することができます。煩雑な業務を自動化することで採用担当者はもちろん、採用活動全体を効率化することが可能です。
採用にまつわる情報を一元管理できる
紙やExcelによる採用活動のデータ管理では情報の更新性を担保することが難しいことから「応募者に二度、同じ連絡をしてしまった…」「古いデータを基に採用決定をしてしまった…」といったことが生じる恐れがあります。
その点、採用管理システムにより、採用に関わるデータを一元管理することで、採用担当者間での情報共有がスムーズになり、前述したような事態を未然に防ぐことができます。
また、応募者ごとに最新の選考状況や面接スケジュールを随時確認できるため、情報共有の抜け漏れの防止にもつながります。
採用力を向上できる
採用管理システムに蓄積された、求人サイトごとの応募数、採用率、辞退率などのデータを集計、分析することで、自社にマッチした人材の傾向や採用活動の課題を可視化することができます。採用管理システムにデータが集まるほど、より細やかな分析が可能になり、そうした分析を採用戦略に反映することで、自社の採用力の向上が期待できます。
4採用管理システムの選び方
採用管理システムを選ぶ際は、次の6点に考慮すると良いでしょう。
採用形態・採用媒体に対応しているか
自社で行っている採用形態や、利用している採用媒体に対応している採用管理システムでなければ、採用業務の効率化も限定的なものとなってしまいます。
たとえば、リファラル採用やダイレクトリクルーティングといった比較的、新しい採用形態には未対応な採用管理システムもありますので、こうした採用形態を強化したいと考える企業では、対応している採用管理システムを選ぶ必要があるでしょう。
また、既に利用していて今後も継続しようと考えている採用媒体に対応(連携)していることも重要です。大手の採用媒体であれば、多くの採用管理システムが対応していますが、特定の職種に特化した採用媒体などをメインで利用しているなら、事前に確認が必要です。
自社に必要な機能があるか
「採用管理システムでできること」でお伝えしたような基本的な機能は、多くの採用管理システムに搭載されています。ただ、オプション機能はベンダー各社で特色があり、自社の求める機能を有している採用管理システムを選定する必要があります。
たとえば、採用サイトの作成・更新機能や、複数の求人媒体から応募者情報を自動で取り込んで採用管理システムの項目を埋めてくれる機能などがあります。基本機能のほかにも、こうした機能を利用した方が、業務効率化が進むでしょう。
また、自社の既存システムや特定の採用媒体との連携についても調べておきましょう。
操作はしやすいか
人事担当者などが日々、業務に利用する採用管理システム選びでは、操作性の高さも重要なポイントです。操作性が悪ければ、業務効率が悪化しますし、最悪の場合、活用されずに放置されるようになる恐れもあるからです。
目的の作業を実行するのに必要な操作数が少ないもの、マニュアルなどを読み込まなくても直感的に操作できるものが良いでしょう。
初期費用・運用費用は予算内に収まるか
採用管理システムにも、さまざまな料金体系があります。たとえば、登録する採用候補者の数に応じた従量課金である場合、将来的に費用が増加する可能性があります。料金体系を踏まえた上で、初期費用と運用費用に分けて予算内に収まるものを選びましょう。
初期費用とは、導入時だけにかかる費用です。近年では多くの採用管理システムがクラウドで提供されていますが、オンプレミス型の場合はサーバーなどを自社で用意することになるため、これも初期費用に含みます。クラウド型など、利用する採用管理システムによっては、初期費用がかからないケースもあります。
導入後に発生する月額料金などが運用費用に当たります。オプション機能を利用する場合は、これも運用費用となります。
また、サポート料金が別契約である可能性もあるため、サポート料金についても確認しておきましょう。
情報セキュリティは安全か
採用管理システムでは、応募者や内定者の個人情報を扱うため、情報セキュリティ対策の堅牢なシステムで情報漏えいを防止する必要があります。
採用管理システムを選ぶ際は、どのような情報セキュリティ対策がなされているかをチェックしましょう。
ベンダー側がISO27001やISO27017(ISMS)、プライバシーマーク(Pマーク)などの認証を取得していることも大切です。
サポートサービスは充実しているか
導入前後のサポートが充実しているかどうかも選定ポイントの一つです。特に、採用管理システムの導入が初めてだったり、採用業務に課題を抱えていたりする企業では、ベンダーのサポートを利用できると安心です。
導入時のオンボーディングや、導入後の問い合わせ窓口など、自社に必要なサポートサービスが用意されているかどうかをチェックしましょう。
問い合わせ方法や問い合わせ窓口の対応時間なども確認する必要があります。
また、サポートサービスが別料金で提供されるケースもあるので、費用面も確かめておきましょう。
採用管理システムの選び方については、下記の記事もご覧ください。
【関連記事】
採用管理システムの選び方と導入する際のポイントについて解説
5おすすめの採用管理システム7選比較
採用管理システムと一口に言っても、今日では多くのベンダーから、様々な特徴を持つソリューションが登場しています。ここからは、その中からおすすめの採用管理システムを7つに絞って紹介していきます。
air admin8 AIマッチング採用管理システム
新卒採用・中途採用向けの各種求人媒介と連携して、応募者情報を一元管理しつつ、採用エージェントと協力しながら利用できることが特徴の採用管理システムです。
募集から内定までの採用業務を効率化する機能はもちろん、入退社手続きや雇用契約など、人事労務管理を効率化する機能も搭載しています。また、人材紹介・派遣向けの人材業務に必要な機能も充実。特に「マッチングシステム」によるAI自動マッチング、地図マッチングは、採用活動における機会損失を減少させる機能として注目されています。
HITO-Link
新卒、中途、アルバイト、パートなど、様々な求人媒体を利用したい企業におすすめの採用管理システムです。
「doda」、「Indeed」をはじめ、40件以上の求人媒体から応募者のデータを自動取り込みできるなど、連携できる求人媒体数は業界トップクラス。「Google」、「Outlook」、「Office 365」など外部のカレンダー機能との連携も可能で、応募者との面接日程の調整、キャンセル、リマインドなどが効率化できます。
また、クラウド労務ソフトの「SmartHR」、Web面接ツールの「Harutaka」など他社サービスとの連携ができる点も特徴の一つです。
ジョブカン採用管理
導入企業6,000社を超える実績を持つ採用管理システム。UIや操作性がシンプルで、初めて採用管理システムを導入する企業にも最適です。
ジョブカン採用管理の特徴として、新卒・中途採用に限らず、アルバイト、パートなどさまざまな採用シーンで活用できることが挙げられます。
また、採用活動にまつわるコミュニケーションを効率化するため、LINEで応募者とやり取りができる機能を搭載。メールではなく応募者が普段使い慣れているLINEを活用することで、応募者とのやり取りをよりスムーズに行うことができます。
採用管理さくらさん
採用業務の効率化はもちろん、社員の離職防止にも活用できる採用管理システムです。
応募者の選考状況、面接の日程調整など一元管理することが可能で、採用状況をタイムリーに把握できるなど、採用管理システムの基本は押さえつつ、学習コンテンツの配信、入社後のオンボーディングにも活用できる点が特徴です。
i-web
人材適正アセスメントやウェルビーイングなどの事業を展開する、株式会社ヒューマネージが提供する採用管理システムです。
新卒採用向け採用管理システムの中で、14年連続導入シェアNo1の実績を誇っています。大手就職情報サイトである「リクナビ」、「キャリタス就活」の2社と連携しているのは業界唯一。自社に最適な採用戦略の分析、改善策などをシステムから提案してもらえるサービスがあるなど、採用業務全体を見直したい企業にも最適です。
MOCHICA
LINEと連携して応募者とコミュニケーションが取れる機能が特徴の採用管理システムです。
応募者データの管理はもちろん、応募者とのやり取り、企業説明会、面接日程の調整といった採用に関わる業務を、すべてLINE上で完結することが可能です。これにより、応募者との距離感を縮めたり、応募者が返信しやすい環境を整えたりすることができる点で、主にコミュニケーションに課題を感じている企業におすすめの採用管理システムといえます。
採用一括かんりくん
LINEのほか、Zoomをはじめとするオンライン面接ツール、GoogleやOutlookなどのカレンダーアプリとの連携が可能な採用管理システムです。
コストパフォーマンスを前面に打ち出しており、月額費用は業界内でも最低水準となっているため、「まずは採用管理システムを試してみたい」と検討している企業におすすめです。
中小企業、IT企業を中心に導入されており、導入実績は700社以上。オプション機能を活用すれば、テンプレートを用いて手軽に採用サイトを作成することも可能です。
6まとめ
今回は、おすすめの採用管理システムを7つ紹介しました。それぞれの特徴を踏まえ、自社の課題に合った採用管理システムを選定しましょう。
ただし、どれだけ自社に合った採用管理システムでも、その機能を使いこなせなければ課題解決にはつながりません。そのため、導入前にはトライアル期間を活用し、使い勝手を確かめることをおすすめします。
「おすすめの採用管理システム7選 」でご紹介したAir Admin8(エア・アドミンエイト)は、シンプルで使いやすい画面が特徴の採用管理システムです。採用におけるプロセスの効率化と戦略の実践を支援するだけでなく、データに基づく戦略的な採用活動を可能にします。勘や経験に頼る採用活動から脱却し、AIを活用したマッチングシステムでミスマッチを回避したい企業様におすすめです。
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