DX(デジタルトランスフォーメーション)とは?意味やIT化との違いを解説。DX推進ポイント、事例などを紹介。

2022.09.09

2022.10.18

コラム

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、Digital Transformationの略語です。
Transformationは「変容」という意味なので、DXを直訳すると「デジタルによる変容」となります。デジタル技術を用いることで、生活やビジネスが変容していくことをDXと言います。

DXについて聞いたことがあっても、「IT化のことではないのか」「要するにAIやIoTを導入することではないのか」など、疑問に思っている人もいるのでは。

ここ数年は、企業の経営者たちが集うビジネスカンファレンスでも「DX」について語られるケースは増える一方、実行施策の一例を聞くと、過去と変わらない「既存の業務システムのリプレイス導入(載せ替え)」であったことも見受けられます。DXという抽象的な解釈が当てはまるキーワードによる、ある種の弊害なのかもしれません。

DXとIT活用、あるいはIT化とは、大きく意味合いが異なります。この違いを理解していないと、DX推進の方向性がずれてしまう可能性があります。今回は、DXの定義・概要についてご説明するとともに、DXとIT活用の違いについて解説となります。